日本財団助成事業のご紹介です。
2023年度事業:南三陸町での海洋環境学習の普及
1:地元小中高校向け講座の実施
今年度は地元小中高校向け講座を2回実施致しました。
9月20日:志津川中学校
2月9日;戸倉小学校
・志津川中学校で使用した資料
・戸倉小学校での講座の様子
2:サスティナビリティ学講座の開催(2回)
今年度サスティナビリティ学講座を2回、開催しました。
1回目:最新研究からみた 志津川湾のいまと未来
12月23日(土)開催
講師:藤井 賢彦氏
東京大学大気海洋研究所 大槌沿岸センター 教授
小埜 恒夫氏
水産研究・教育機構 水産資源研究所 海洋環境部 主幹研究員
講座の様子
2回目:研究者も興奮! 志津川湾で「発掘」された幻の魚 クダリボウズギス大解剖!
2月27日(火)開催
講師:林 公義氏 北里大学海洋生命科学部 講師
鈴木将太氏 南三陸ネイチャーセンター 研究員
佐藤真央氏 国立科学博物館 日本学術振興会特別研究員PD
邉見由美氏 京都大学フィールド科学教育研究センター 助教
阿部拓三氏 南三陸ネイチャーセンター 研究員
講座の様子
2023年度事業報告書
2022年度事業:里海サスティナビリティ学(南三陸学)の確立と普及
1:地元小中高校向け講座の実施(4回)
今年度、地元小中高校向け講座を4回実施しました。
9月15日:歌津中学校
9月21日・10月12日:志津川高校
2月6日:戸倉小学校
歌津中学校での講座の様子
志津川高校での講座の様子
戸倉小学校での講座の様子
2:サスティナビリティ学講座の開催(2回)
今年度、サスティナビリティ学講座を2回開催しました。
1回目:サスティナビリティ学講座vol.8 学校じゃ教えてくれないいきもの学び直し~貝類編~
10月16日(日)開催
講師:福田宏氏(岡山大学環境生命科学学域准教授)
講座の様子
2回目:サスティナビリティ学講座vol.9学校じゃ教えてくれないいきもの学び直し~プラスティネーション編~
3月5日(日)開催
講師:三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部生態研究グループ主任研究員)
講座の様子
3:海の恵みにせまる危機~2大トピックで学ぶ海の現状~CO₂問題と生物多様性
海でおきている危機をわかりやすく解説し、ブルーカーボンやカーボンクレジット、生物多様性の問題に取り組んでいる方々のインタビューを満載した冊子ができあがりました。 是非ご覧下さい。
ダウンロードはこちらから
過去の報告書はPDFでダウンロードすることができます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
サスティナビリティセンターは,海と日本PROJECTの趣旨に賛同し,
推進パートナーとして,様々なイベントを開催しました.
◆海とともに生きる地域のサイエンス活用主流化プロジェクト◆
●1滴の水から世界を見る・環境DNA調査を体験しよう!(体験型イベント)
日程:8月22日(土)
内容:
環境DNAを活用した、志津川湾の魚類相調査の体験型イベント
▽行程
①環境DNA調査についてネイチャーセンターでレクチャー
②志津川漁港より乗船し、採水
③ネイチャーセンターに戻り実験室でろ過処理を体験
●シン南三陸(Vol.1,Vol.2)
日時:10月31日、11月1日
内容:
東日本大震災より10年。日本各地で大規模な災害が起こっている今、宮城県南三陸の海・山では、
復興にとどまらない変革を目指す動きが起こっている。
持続可能な地域社会へと楽しみながら歩を進める4人のリーダーとの対話を通じて、地域の可能性を再発見する4日間。
Vol.1 養殖施設を1/3にして売上1.5倍!?漁村の未来は戸倉にある(カキ漁師 後藤清広)
Vol.2 「漁師×化石」謎のコラボが人を呼ぶ・金比羅丸(海職人 高橋直哉)
●eDNAが語る志津川湾の現状と未来(オンライン講演会)
日時:12月19日(土)
内容:
酒もサンマも不漁、だけどイセエビが水揚げされる志津川湾の状況は、
これまで誰も経験したことがなかったかもしれません。
志津川湾で今、何が起きているのか?これからの志津川湾はどうなっているのか?
環境DNAという最新の調査手法と各種環境測定の値から、その現状と未来に迫ります。
また、南三陸町がこれまでに収集してきた生物標本の紹介も行い、過去と未来をつなぐ標本の重要性にも触れます。